|営業時間|10:00~18:00 |定休日|不定休
2022.03.02
牛乳はどれをみて選ばれていますか? |
牛乳と思って買ったのに表示を見たら、違っていた…、そのような経験はありませんか? |
牛から搾ったままの乳を生乳(せいにゅう)といいます。 |
この生乳だけを原料にしたもので、容器に「生乳100%」と表示されているものには、 |
次の4種類があります。 |
1. [種類別] 牛乳 |
生乳を加熱殺菌しただけのものです。 |
水などを加えたり、成分を除去することは省令*により禁止されています。 |
2. [種類別] 成分調整牛乳 |
生乳から水分、乳脂肪分、ミネラルなどの一部を除いて成分を調整したもの |
3. [種類別] 低脂肪牛乳 |
遠心分離により生乳から乳脂肪分の一部を除去し、乳脂肪分を0.5%以上1.5%以下 |
にしたもの |
4. [種類別] 無脂肪牛乳 |
生乳から乳脂肪分のほとんどを除去し、乳脂肪分を0.5%未満にしたもの |
「低脂肪牛乳」、「無脂肪牛乳」はそのまま商品名になっているものが主流です。 |
成分調整牛乳、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳ともに無脂乳固形分8.0%以上なので |
、摂りたいカルシウムやたんぱく質は[種類別] 牛乳と同等に摂れます。 |
その他にも…. |
無脂肪牛乳 |
乳脂肪分が0.5%未満のものと規定されています。 |
0.5%未満ですから、それ以上は除去がむずかしい、ごく微量の脂肪しか入っていません。 |
加工乳 |
加えることのできる乳製品は、11品に限定されており、それ以外は加えられません。 |
加工乳と聞くと、味や品質が牛乳などに劣るイメージもありますが、決してそんなことはないです。 |
味覚や風味をより豊かにするための加工なので、味は牛乳よりも優れているものあります。 |
とはいえ、やや人工的で不自然な味となりやすく、子供が好んだり、お菓子づくりへの利用に適している |
乳飲料 |
とはいえ、生乳がベースでなければならず、乳固形分が3.9%以上でなければいけません。 |
かなり乳製品の割合が高いものから、かなり少ないものまで多種多様。 |
個性的な飲み物もたくさんあります。 |
美味しくて安全な牛乳 |
1.成分無調整牛乳 | |||
2.低温殺菌牛乳 | |||
3.牛の食べている餌が遺伝子組み換えではない |
成分無調整と書かれていない牛乳は乳飲料、低脂肪、加工乳などと書かれていて添加物などが入っている |
超高温殺菌 |
120度から130度で2.3秒間加熱 |
ホモジナス。。。 |
生乳の脂肪級の大きさにはバラツキがあり高温殺菌では、脂肪球を砕いて均一にさせる処理がが行われる |
この過程で牛乳タンパク質が変性し胃での消化がうまくいかないと言われている |
低温殺菌 |
72~75度で15秒間加熱 |
63度で30分間加熱したもの |
高温で殺菌された牛乳と比べて熱によるダメージが少ないため胃での消化や腸での |
吸収がしやすいとされている |
生乳での鮮度がよく細菌数が多すぎない牛乳、品質が良い牛乳でないと低温殺菌牛乳が作ることができない |
牛の餌んのトウモロコシが遺伝子組み換えかどうか生産者がアピール |
国産の餌なら遺伝子組み換えということはない |
餌のトウモロコシが外国産の遺伝子組み換えのものを使っている場合 |
農薬がたっぷり使われていることが多い |
スーパーマーケットなどの店頭で見ると、様々な牛乳や乳製品があります。 |
例えば、【鉄分カルシウム増量】【低脂肪】【特濃】と3種類の商品があったとして、 |
この中で牛乳と呼べるものはいくつあるでしょうか? |
正解は、【低脂肪】のラベルのみ。その他の2つは加工乳や乳飲料に分類され、 |
「牛乳」ではないのです。 |
体にいいと思ってとっているもの |
それが本当にいいものなのかを一度、手に取り |
確認してみてください |