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2022.04.28
脱毛は様々な原因によって起こります。
1 遺伝
【脱毛は遺伝する】とよく言われますが、大きな誤解です。
脱毛そのものが遺伝するわけではなく、受け継がれるのは、男性ホルモンが優位、頭皮が皮脂っぽいなど、【脱毛症を持った体質】です。
遺伝した体質に、さらに、【脱毛症しやすい生活】が加わった結果です。
2 ホルモン
額や頭のてっぺんが髪が薄くなり、次第に地肌が薄くなり、次第に地肌がハッキリ見えてくる男性型脱毛症ですが、これには、男性ホルモンが深くかかわってきます。
皮脂腺にある5αリダクターゼという酵素が男性ホルモンのテストステロンに作用すると、5αDHT(ジヒドロテストステロン)に変化。
これが、髪の源である毛母細胞にダメージを与えるために、髪は次第に細くなり、脱毛していきます。
また、女性の場合、更年期障害やストレスなどによってホルモンがくずれ、女子男性型脱毛症が起きます。
3 血行不良
毛乳頭は、頭皮の毛細血管から栄養を吸収し、毛母細胞が必要とする形にして補給します。
血管が収縮したり、流れる血液の質が、低下すると、毛母細胞の隅々まに新鮮な血液が行き届かなくなってしまいます。
毛乳頭は、毛母細胞への栄養補給ができず健康な髪作りが出来なくなって脱毛を招きます。
4 ストレス
現代の生活とストレスは、切っても切り離せないものです。
一般な生活には、少しくらいストレスがあるほうのが緊張感があっていいかもしれませんが、たまりすぎると健康に障害がでてきます。
自律神経がバランスを崩すと、体のあらゆる臓器や器官に障害が出ます。
随意筋や運動神経を除けばすべてといっていいほど、自律神経によってコントロールされています。毛細血管や毛乳頭もです。
5 食事
忙しい毎日を送るひとにとって、インスタント食品や加食工品はありがたい存在です。
しかし、これらの食品は、工場で高温、高圧をかけて大量に処理されて、ビタミン、ミネラル、酵素などの多くが破壊されていると考えられます。
さらに、問題が動物性タンパク質の摂りすぎです。
これらを取り過ぎると、体質を酸化させたり、血液の質も低下してしまいます。
6 生活習慣
運動不足や睡眠不足が健康によくありません。
適度な運動しなければ、体の機能の低下してしまいます。
細胞がうまく働かなきなって、髪も生えなくなります。
また、髪は夜に伸びます。
起きている間は、内臓器官に、寝ている間は、皮膚や骨に、血液が多く流れます。
睡眠時間が短ければ、それだけ髪も成長しなくなってしまいます。
7 シャンプー、パーマ、カラーリング
健康な為には、頭皮を清潔に保つ必要があります。
石油合成系シャンプー剤は頭皮や髪の毛を痛める原因になります。
洗い流したつもりでも、微量の液剤が皮膚に残り、浸透して、場合によっては肝臓に到達することさえあると言われていて、頭皮に炎症を起こしたり、毛母細胞にダメージを与えたり、多くの不都合が考えられます。
これらの成分には十分注意し、選択することが必要です。