|営業時間|10:00~18:00 |定休日|不定休
2022.04.28
【体毛の濃い人はハゲる】 とよく言われますが、実際にその確率は高いようです。
ただし、体毛の発育に深くかかわっている男性ホルモンが直接、脱毛させているわけではありません。
男性は体の成長ともなって、思春期から盛んに男性ホルモンが作られます。
体毛が濃くなるのは、そのためだそうです。
男性ホルモンの濃度が高ければ高いほど脱毛が起こるのであれば、大半の男性は脱毛に悩んでしまうに違いありません。
女性の体内にも分泌されていますが、その分泌量は少ないので、男性より体毛はこくなりません。
男性ホルモンは様々な遺伝子を調整します。
また、5αリダクターゼ(ジヒドロテストステロン)は、最も強力な脱毛因子の一つです。
男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)が皮脂腺で作られた5αリダクターゼという還元酵素の反応によってできた物質です。
そして、毛乳頭や毛母細胞にダメージを与え、脱毛を促進させます。
男性ホルモンは(テストステロン)だけが作用して脱毛するのではなく
5αリダクターゼと毛根周辺にテストステロンのレセプターの存在が必要条件になっています。
一般的には、男性も女性も年齢とともに皮脂の分泌が増加していきます。
そのピークは、30歳頃!
ちょうど男性が抜け毛を気にするころで、女性の場合は、そこから急激に分泌が減り皮膚やシワ、たるみが進んでいきます。
皮脂の多いことによる脱毛症がります。その原因は、過剰に出る皮脂が毛穴をふさいだり、雑菌を繁殖させたり、頭皮の炎症を引き起こすためです。
皮脂を清潔にし、炎症などの症状がみられなくても、髪が抜けていくのを止められない場合もあります。
皮脂を分泌する皮脂腺も男性ホルモンによって発達します。
皮脂には、5αリダクターゼが多く含まれています。
そのため、毛穴の周りに皮脂が多く集まれば5αDHTも生まれやすくなり、脱毛が起こってしまいます。
男性ホルモンの分泌は、要素の一つであり、それがすべて決めているわけではありません。